試合前の気持ちの保ち方
こんにちは、大学生のりあるです。
今回は「試合前の気持ちの保ち方」について書いていきます。
自分は「陸上競技」を長年やってきました。
上の大会に行けば行くほど毎回、腹が痛くなるほど緊張していました。そんな自分は、気持ちの持ち様で少し楽になり、試合でベストパフォーマンスが出せることが増えてきました。内容は陸上競技メインで書いていきますが、陸上の他にも、サッカーや野球、水泳などのスポーツも行ってきたので参考程度に最後まで読んでいただけると嬉しいです。
- 1週間前
陸上競技(特に自分は中長距離)だと、この期間はトレーニング期間を終えて、最終調整の段階になります。この期間は、特段良い練習が積めてきていて自信に満ち溢れていない限り多くの人が試合に対しての不安を抱くことでしょう。もちろん、実際に練習がうまくいっておらず、前々から不安を感じている人もいるでしょう。ここで大切なのは、「不安に流されて自分のペースを乱さないこと」です。どういうことか。
不安を感じているとき、焦っているときは正しい(適切)な判断ができないことが多いです。そういったときに、「走り足りないからもう少し走っておこう。」「少し練習強度を上げよう。」「休養日を削って練習しよう。」といった判断をなるべくしないことです。なので、まず今までの経験から、大会の一週間前の練習予定の大まかな内容を決めておくことをお勧めします。大会や練習などの経験から、自分が一番調子が良い時はどんな行動をしていた時なのか、試行錯誤してベストな型を作ってみてください。
例えば自分の場合、
といった流れになります。人それぞれ型は異なりますし、これ通りに進めない場合もあります。調子次第ではどんどん更新していってもかまいません。
型を作る際の注意は、「1回では決めない」です。その型の良し悪しが関係しているかもしれませんが、ほかのところに要因がある可能性もあります。母数を大きくして、その中から作り上げると良いものができます。
自分はそういったデータを記録するために、練習ノートを付けていました。特に大会1か月前からは、詳細に書いていました。体重、食事、睡眠時間など自分のコンディションを確認できるデータを残していました。練習ノートは、強くなるには必須です。
話がずれてしまいましたがまとめると、
- 不安に流されず、自分の型を軸に過ごす
です。
- 2~3日前
この期間は最終ポイント練習(刺激)日かその後かと思います。ここからの練習はjogやウィンドスプリント(流し)等軽めのメニューで体を動かしつつ過ごしています。
この期間は、「冷静かつポジティブ」に、です。前項で書いた通り不安を感じることは勿論あります。ですが、不安を感じていてもしょうがない段階です。自分が良い結果を出しているイメージをし続けて、とにかく自分は出来るんだという気持ちにしてください。同時に、冷静でいたいところです。自分はテンションが上がりすぎて、流しをやりすぎたり、余計なことをしてしまうことがありました(笑)
少し不安についてお話しします。不安と聞くと悪いもののイメージがありますが、実際にはそうではありません。不安は、既知の危険を回避することや、将来起こり得る問題に備えようと人間がするために生まれるものです。試合に言い換えてみると、思うような結果が出なかったとき、失敗してしまったとき、その可能性を予測しておく(=不安)ことで自分のショックを軽減して、自分を傷つけないようにしようとしているのです。適度な不安は味方です!不安に感じることの大半は実際に起こらないのです!
そして、不安を軽減し適度な状態に持っていく一つの方法は「試合当日の計画を立てる」ことです。現地に何時について、いつアップをはじめ、いつ頃招集に行くのか。タイムスケジュールを細かくつけることで、試合以外の不安がだいぶ減ります。そして、レース計画(トラック種目)を立てる。自分は、まず目標を決めます。そこから逆算していくつかのパターンを想定し、「○○な展開ならば△△する。」とし、200m~400mの走り方など距離を分割するなど、数パターン計画していました。
これをするだけでレースのイメージができてだいぶ不安が軽減されます。
- 前日
いよいよ明日が本番。不安、緊張、興奮いろいろあると思います。ここでも大切なのは「いつも通り」です。勝負飯で急にかつ丼を食べたり、変に早く寝すぎたりしないことをお勧めします。勝負飯に関しては自分は「うどん」と高校の時から決まっています。試合前のうどんやパスタは良いと言われていることに加え、初めて食べた日の大会でいい結果が出せたからです。それと鶏や豚といった肉を食べることにしており、食物繊維の多い野菜をたくさん食べることは避けています。好物はラーメンですが前日には向かないため4日前くらいに食べに行っています(笑)
前日は、体のケア等のコンディション調整に徹します。それと気持ちの準備です。
後はやるしかないんです。誰かの期待を背負っているのであればこう考えてください。「自分が思うほど期待はされていない。自分のベストを尽くすのみ。」自分も誰かの期待に答えなきゃと必死だった時に耳にした言葉です。
自分だけ不安なんじゃないです。みんな不安はあるのです。心配ばかりしていて、自分の力が最大限発揮できずに後悔するのはもったいない。「あー自分心配してるなー」くらいに客観的に自分の感情を解説してみてください。
そして確実に緊張することでしょう。真剣に取り組んできたから緊張するんです。
自分も大事なレースは大学受験くらい緊張していました。
緊張を楽しんで、最高の結果をとってきてください!
最後に
最後までよんでいただきありがとうございます!
まだまだ下手な文章ではありますが、伝えれることがあると思い書かせてもらいました。本当にスポーツでは気持ちの持ち方一つで戦況が変わったり、結果が違ったりしてきます。読んでくださった方が良い結果を得られることを願っています。